日本語が分かるシーズー犬と毎日会話している話。

我が家には、今年で8歳になるシーズー犬がいます。

名前はウメちゃん。女の子です。

最初ウメちゃんが我が家にやってきた時、家族のみんなは難色を示していました。

というのも、私が「外で飼うのは可哀想だから家の中で飼おう!」という提案をしたから。

シーズーは比較的、毛が抜けにくく、さらにウメちゃんは大人しい犬だったので、家の中で飼っても大丈夫だと思いました。

結局、家族の反対を押し切り、家の中で飼うことに。いざ飼ってみると、たったの数日で、みんな慣れたようでした。

それもそのはず。ウメちゃんは本当に可愛いのです。特に吠えることもありませんし、人懐っこい犬です。

すぐに愛され、我が家の家族の一員として認められました。

さらに、飼い始めて2~3か月が経った頃、ウメちゃんの特殊な力に気付きました。

信じれ貰えないかもしれませんが、ウメちゃんは日本語が分かるのです。

おやつを目の前に出して、「待て」と言えば、10分でも20分でも待っています。

「ウメちゃん。なんか喋って」と話しかければ細い声で鳴き始めます。

また、信号の区別もできているようなので、ある日からはリードなしで散歩に行っているのです。

「青信号になったよ」と言うと、こちらを一瞬振り向いた後、テクテクと歩き出します。

「そこ左!」と言うと、本当に左に進むのです。

頭がいいのか、ある程度日本語を理解していると解釈しています。

そんなウメちゃんが、ある日、唐突に鳴き出した日がありました。

いつもの鳴き方と違いますし、その日はやけに祖母にくっついていました。

寝る瞬間まで、祖母にくっつき、細い鳴き声を上げていました。

偶然かもしれませんが、その数日後に祖母が亡くなりました。

今だから思うのですが、あの時、ウメちゃんは何かを予知していたのかもしれません。

ともすると、あの鳴き声は、悲しみと愛に満ち溢れた鳴き声だったのでしょう。

地震や災害を予測する動物もいるといいますからね…

今でもウメちゃんはバリバリ元気です。

我が家を幸せにしてくれています。

また、唐突に鳴き出さないように、今日も、ヨシヨシしながら会話をしています。

「みんな元気でいるから、ウメちゃんもずっと元気でいてね」と。