昔と何も変わらない手作りクッキー

子どもの頃の私は、おやつが食べたいと思ったらクッキーを手作りしていました。

少ない材料で簡単にたくさん作ることができるレシピが母の自慢のクッキーのレシピで、私が作るのも母の自慢のレシピ通りのクッキーでした。

簡単で低コストなのに美味しいそのクッキーが、大人になった今でもたま~に食べたくなります。

レシピは紙に書いてあったもの通りに作っていた子ども時代でしたが、今はその紙はなく、内容をそのまま写したメモ帳のデータがパソコンにしまってあります。

母の手書きのレシピの紙は傷んでダメになってしまったので、読めなくなってしまう前にデータ化したのです。そんな時の流れに少し悲しさを感じますね…。

それでも、私が今日そのレシピ通りに作ったクッキーの味は、昔に私が作ったあのクッキーと何も変わらない懐かしい味のまま。

母が作ってくれた時と、私が作った時とでは味が少し違うな、と子どもの頃から思っていましたが、やはり母の味には勝てないのも、当時のそのままでした。

母は愛情を込めたから、と言っていましたが、きっと材料を混ぜる時の微妙な加減や、焼く時の焼き加減などの本当に細やかな部分の積み重なりで違うのでしょう。

一連のことを思い浮かべたあと私は、今度実家に帰るときにはクッキーを焼いてもらいたいなと、心から思いました。